18 KiB
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変更点
1.7.1 [2022/xx/xx]
改善:
- より正確な結果を出力するために、チャンネルとEIDの情報を
rules/config/channel_eid_info.txtに基づいてチェックするようにした。 (#463) (@garigariganzy) - 検知ルールを利用しないオプション(
-Mと-Lオプション)の時のメッセージの出力内容を修正した。 (#730) (@hitenkoku) - 検出したルールの作者名を標準出力に追加した。 (#724) (@hitenkoku)
- チャンネル情報が
nullとなっているレコード(ETWイベント)を検知およびmetricの対象から除外した。 (#727) (@hitenkoku)
バグ修正:
- mericオプションのEventIDのキー名の数え上げが原因となっていたイベント集計の誤りを修正した。 (#729) (@hitenkoku)
1.7.0 [2022/09/29]
新機能:
- HTMLレポート機能 (
-H, --html-report)の追加。 (#689) (@hitenkoku, @nishikawaakira)
改善:
- EventID解析のオプションをmetricsオプションに変更した。(旧:
-s, --statistics-> 新:-M, --metrics) (#706) (@hitenkoku) - ルール更新オプション(
-u)を利用したときにHayabusaの新バージョンがないかを確認し、表示するようにした。 (#710) (@hitenkoku) - HTMLレポート内にロゴを追加した。 (#714) (@hitenkoku)
- メトリクスオプション(
-M --metrics)もしくはログオン情報(-L --logon-summary)と-dオプションを利用した場合に1つのテーブルで表示されるように修正した。 (#707) (@hitenkoku) - メトリクスオプションの結果出力にチャンネル列を追加した。 (#707) (@hitenkoku)
- メトリクスオプション(
-M --metrics)もしくはログオン情報(-L --logon-summary)と-dオプションを利用した場合に「First Timestamp」と「Last Timestamp」の出力を行わないように修正した。 (#707) (@hitenkoku) - メトリクスオプションとログオン情報オプションに対してcsv出力機能(
-o --output)を追加した。 (#707) (@hitenkoku) - メトリクスオプションの出力を検出回数と全体の割合が1つのセルで表示されていた箇所を2つの列に分けた。 (#707) (@hitenkoku)
- メトリクスオプションとログオン情報の画面出力に利用していたprettytable-rsクレートをcomfy_tableクレートに修正した. (#707) (@hitenkoku)
- HTMLレポート内にfavicon.pngを追加した。 (#722) (@hitenkoku)
v1.6.0 [2022/09/16]
新機能:
- 解析結果をJSONに出力する機能(
-j, --json-timeline)を追加した。 (#654) (@hitenkoku) - 解析結果をJSONL形式で出力する機能 (
-J, --jsonl)を追加した。 (#694) (@hitenkoku)
改善:
- 結果概要に各レベルで検知した上位5つのルールを表示するようにした。 (#667) (@hitenkoku)
- 結果概要を出力しないようにするために
--no-summaryオプションを追加した。 (#672) (@hitenkoku) - 結果概要の表示を短縮させた。 (#675 #678) (@hitenkoku)
- channel_abbreviations.txtによるChannelフィールドのチェックを大文字小文字の区別をなくした。 (#685) (@hitenkoku)
- 出力結果の区切り文字を
|から‖に変更した。 (#687) (@hitenkoku) - 結果概要の検知数と総イベント数の数に色付けを行い見やすくした。 (#690) (@hitenkoku)
- evtxクレートを0.8.0にアップデート。(ヘッダーや日付の値が無効な場合の処理が改善された。)
- 出力プロファイルの更新。(@YamatoSecurity)
バグ修正:
- ログオン情報の要約オプションを追加した場合に、Hayabusaがクラッシュしていたのを修正した。 (#674) (@hitenkoku)
- configオプションで指定したルールコンフィグの読み込みができていない問題を修正した。 (#681) (@hitenkoku)
- 結果概要のtotal eventsで読み込んだレコード数が出力されていたのを、検査対象にしているevtxファイルの実際のレコード数に修正した。 (#683) (@hitenkoku)
v1.5.1 [2022/08/20]
改善:
- TimesketchにインポートできるCSV形式を出力するプロファイルを追加して、v1.5.1を再リリースした。 (#668) (@YamatoSecurity)
v1.5.1 [2022/08/19]
バグ修正:
- Critical, medium、lowレベルのアラートはカラーで出力されていなかった。 (#663) (@fukusuket)
-fで存在しないevtxファイルが指定された場合は、Hayabusaがクラッシュしていた。 (#664) (@fukusuket)
v1.5.0 [2022/08/18]
新機能:
config/profiles.yamlとconfig/default_profile.yamlの設定ファイルで、出力内容をカスタマイズできる。 (#165) (@hitenkoku)- 対象のフィールドがレコード内に存在しないことを確認する
nullキーワードに対応した。 (#643) (@hitenkoku)
改善:
- ルールのアップデート機能のルールパスの出力から./を削除した。 (#642) (@hitenkoku)
- MITRE ATT&CK関連のタグとその他タグを出力するための出力用のエイリアスを追加した。 (#637) (@hitenkoku)
- 結果概要の数値をカンマをつけて見やすくした。 (#649) (@hitenkoku)
-hオプションでメニューを使いやすいようにグループ化した。 (#651) (@YamatoSecurity and @hitenkoku)- 結果概要内の検知数にパーセント表示を追加した。 (#658) (@hitenkoku)
バグ修正:
- aggregation conditionのルール検知が原因で検知しなかったイベント数の集計に誤りがあったので修正した。 (#640) (@hitenkoku)
- 一部のイベント(0.01%程度)が検出されないレースコンディションの不具合を修正した。 (#639 #660) (@fukusuket)
v1.4.3 [2022/08/03]
バグ修正:
- VC再頒布パッケージがインストールされていない環境でエラーが発生している状態を修正した。 (#635) (@fukusuket)
v1.4.2 [2022/07/24]
改善:
--update-rulesオプションを利用する時に、更新対象のレポジトリを--rulesオプションで指定できるようにした。 (#615) (@hitenkoku)- 並列処理の改善による高速化。 (#479) (@kazuminn)
--outputオプションを利用したときのRulePathをRuleFileに変更した。RuleFileは出力するファイルの容量を低減させるためにファイル名のみを出力するようにした。 (#623) (@hitenkoku)
バグ修正:
cargo runコマンドでhayabusaを実行するとconfigフォルダの読み込みエラーが発生する問題を修正した。 (#618) (@hitenkoku)
v1.4.1 [2022/06/30]
改善:
- ルールや
./rules/config/default_details.txtに対応するdetailsの記載がない場合、すべてのフィールド情報を結果の``Details`列に出力するようにした (#606) (@hitenkoku) --deep-scanオプションの追加。 このオプションがない場合、config/target_event_ids.txtで指定されたイベントIDのみをスキャン対象とします。 このオプションをつけることですべてのイベントIDをスキャン対象とします。(#608) (@hitenkoku)-U, --update-rulesオプションでchannel_abbreviations.txt、statistics_event_info.txt、target_event_IDs.txtを更新できるように、configディレクトリからrules/configディレクトリに移動した。
v1.4.0 [2022/06/26]
新機能:
--target-file-extオプションの追加。evtx以外の拡張子を指定する事ができます。ただし、ファイルの中身の形式はevtxファイル形式である必要があります。 (#586) (@hitenkoku)--exclude-statusオプションの追加。ルール内のstatusフィールドをもとに、読み込み対象から除外するフィルタを利用することができます。 (#596) (@hitenkoku)
改善:
- ルール内に
detailsフィールドがないときに、rules/config/default_details.txtに設定されたデフォルトの出力を行えるようにした。 (#359) (@hitenkoku) - Clap Crateパッケージの更新 (#413) (@hitenkoku)
- オプションの指定がないときに、
--helpと同じ画面出力を行うように変更した。(#387) (@hitenkoku) - hayabusa.exeをカレントワーキングディレクトリ以外から動作できるようにした。 (#592) (@hitenkoku)
outputオプションで指定されファイルのサイズを出力するようにした。 (#595) (@hitenkoku)
バグ修正:
- カラー出力で長い出力があった場合にエラーが出て終了する問題を修正した。 (#603) (@hitenkoku)
Excluded rulesの合計でrules/tools/sigmac/testfiles配下のテストルールも入っていたので、無視するようにした。 (#602) (@hitenkoku)
v1.3.2 [2022/06/13]
- evtxクレートを0.7.2から0.7.3に更新し、パッケージを全部更新した。 (@YamatoSecurity)
v1.3.1 [2022/06/13]
新機能:
- ルール内の
detailsで複数のDataレコードから特定のデータを指定して出力できるようにした。 (#487) (@hitenkoku) - 読み込んだルールのステータス情報の要約を追加した。 (#583) (@hitenkoku)
改善:
- LinuxとmacOSのバイナリサイズをより小さくするために、デバッグシンボルをストリップします。(#568) (@YamatoSecurity)
- Crateパッケージの更新 (@YamatoSecurity)
- 新たな時刻表示のオプションとして
--US-time、--US-military-time、--European-timeの3つを追加した (#574) (@hitenkoku) --rfc-3339オプションの時刻表示形式を変更した。 (#574) (@hitenkoku)-R/ --display-record-idオプションを-R/ --hide-record-idに変更。レコードIDはデフォルトで出力するようにして-Rオプションを付けた際に表示しないように変更した。(#579) (@hitenkoku)- ルール読み込み時のメッセージを追加した。 (#583) (@hitenkoku)
rules/tools/sigmac/testfiles内のテスト用のymlファイルを読み込まないようにした. (#602) (@hitenkoku)
バグ修正:
- 対応するオプションを付与していないときにもRecordIDとRecordInformationの列が出力されていたのを修正した。 (#577) (@hitenkoku)
v1.3.0 [2022/06/06]
新機能:
--visualize-timelineオプションで検知されたイベントが5つ以上の時、イベント頻度のタイムラインを作成するようにした。 (#533, #566) (@hitenkoku)--all-tagsオプションでルールにある全てのtagsを、outputで指定したcsvのMitreAttackの列に出力するようにした。 (#525) (@hitenkoku)-R/--display-record-idオプションの追加。evtx file内のレコードを特定するレコードID<Event><System><EventRecordID>が出力できるようになった。 (#548) (@hitenkoku)- レベルごとの検知数が最も多い日を表示するようにした。 (#550) (@hitenkoku)
- レベルごとの検知数上位3つのコンピュータ名を表示するようにした。 (#557)(@hitenkoku)
改善:
- ルールの
detailsでeventkey_alias.txtやEvent.EventData内に存在しない情報をn/a(not available)と表記するようにした。(#528) (@hitenkoku) - 読み込んだイベント数と検知しなかったイベント数を表示するようにした。 (#538) (@hitenkoku)
- 新しいロゴに変更した。(#536) (@YamatoSecurity)
- evtxファイルのファイルサイズの合計を出力するようにした。(#540) (@hitenkoku)
- ロゴの色を変更した (#537) (@hitenkoku)
- Channelの列にchannel_abbrevations.txtに記載されていないチャンネルも表示するようにした。(#553) (@hitenkoku)
Ignored rulesとして集計されていたExclude rules、Noisy rules、Deprecated rulesに分けて表示するようにした。 (#556) (@hitenkoku)outputオプションが指定されているときに、ファイル出力中のメッセージを表示するようにした。 (#561) (@hitenkoku)
バグ修正:
--start-timeline、--end-timelineオプションが動かなかったのを修正した。 (#546) (@hitenkoku)- ルール内の
levelが正しくない場合に検知数が最も多い日の集計の際にcrashが起きるのを修正した。 (#560) (@hitenkoku)
v1.2.2 [2022/05/20]
新機能:
- ログオン情報の要約の機能の追加。 (
-L/--logon-summary) (@garigariganzy)
改善:
- カラー出力はデフォルトで有効になって、コマンドプロンプトとPowerShellプロンプトに対応している。 (@hitenkoku)
バグ修正:
rulesフォルダが存在するが、レポジトリがダウンロードされていない場合は、ルール更新が失敗していたが、修正した。(#516) (@hitenkoku)- .gitフォルダ内にあるymlファイルが一部のWindows環境で読み込まれた際にエラーが発生していたが、修正した。(#524)(@hitenkoku)
- 1.2.1バイナリで表示する誤ったバージョン番号の修正。
v1.2.1 [2022/04/20] Black Hat Asia Arsenal 2022 RC2
新機能:
./config/channel_abbreviationsの設定ファイルにより、Channel列も出力されるようになった。 (@hitenkoku)- ルールとルールの設定ファイルは強制的に上書きされる。 (@hitenkoku)
バグ修正:
- ルールがnoisyもしくはexcludedと設定された場合は、
--level-tuningオプションでlevelが更新されなかったが、修正した。 (@hitenkoku)
v1.2.0 [2022/04/15] Black Hat Asia Arsenal 2022 RC1
新機能:
-C / --configオプションの追加。検知ルールのコンフィグを指定することが可能。(Windowsでのライブ調査に便利) (@hitenkoku)|equalsfieldと記載することでルール内で二つのフィールドの値が一致するかを記載に対応。 (@hach1yon)-p / --pivot-keywords-listオプションの追加。攻撃されたマシン名や疑わしいユーザ名などの情報をピボットキーワードリストとして出力する。 (@kazuminn)-F / --full-dataオプションの追加。ルールのdetailsで指定されたフィールドだけではなく、全フィールド情報を出力する。(@hach1yon)--level-tuningオプションの追加。ルールの検知ファイルを設定したコンフィグファイルに従って検知レベルをチューニングすることが可能(@itib、@hitenkoku)
改善:
- 検知ルールとドキュメントの更新。 (@YamatoSecurity)
- MacとLinuxのバイナリに必要なOpenSSLライブラリを静的コンパイルした。 (@YamatoSecurity)
- タブ等の文字が含まれたフィールドに対しての検知性能の改善。 (@hach1yon、@hitenkoku)
- eventkey_alias.txt内に定義されていないフィールドをEvent.EventData内を自動で検索することが可能。 (@kazuminn、@hitenkoku)
- 検知ルールの更新時、更新されたルールのファイル名が表示される。 (@hitenkoku)
- ソースコードにあるClippyの警告を修正。 (@hitenkoku、@hach1yon)
- イベントIDとタイトルが記載されたコンフィグファイルの名前を
timeline_event_info.txtからstatistics_event_info.txtに変更。 (@YamatoSecurity、 @garigariganzy) - 64bit Windowsで32bit版のバイナリを実行しないように修正(@hitenkoku)
- MITRE ATT&CKのデータの出力を
output_tag.txtで修正できるように修正(@hitenkoku) - 出力にChannel名のカラムを追加(@hitenkoku)
バグ修正:
.gitフォルダ内にある.ymlファイルがパースエラーを引き起こしていた問題の修正。 (@hitenkoku)- テスト用のルールファイルの読み込みエラーで不必要な改行が発生していた問題の修正。 (@hitenkoku)
- Windows Terminalのバグで標準出力が途中で止まる場合がありましたが、Hayabusa側で解決しました。 (@hitenkoku)
v1.1.0 [2022/03/03]
新機能:
-r / --rulesオプションで一つのルール指定が可能。(ルールをテストする際に便利!) (@kazuminn)- ルール更新オプション (
-u / --update-rules): hayabusa-rulesレポジトリにある最新のルールに更新できる。 (@hitenkoku) - ライブ調査オプション (
-l / --live-analysis): Windowsイベントログディレクトリを指定しないで、楽にWindows端末でライブ調査ができる。(@hitenkoku)
改善:
- ドキュメンテーションの更新。 (@kazuminn、@itiB、@hitenkoku、@YamatoSecurity)
- ルールの更新。(Hayabusaルール: 20個以上、Sigmaルール: 200個以上) (@YamatoSecurity)
- Windowsバイナリは静的でコンパイルしているので、Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールする必要はない。(@hitenkoku)
- カラー出力 (
-c / --color) True Colorに対応しているターミナル(Windows Terminal、iTerm2等々)ではカラーで出力できる。(@hitenkoku) - MITRE ATT&CK戦略が出力される。(@hitenkoku)
- パフォーマンスの改善。(@hitenkoku)
- exclude_rules.txtとnoisy_rules.txtの設定ファイルのコメント対応。(@kazuminn)
- より速いメモリアロケータの利用。 (Windowsの場合はrpmalloc、macOS/Linuxの場合は、jemalloc) (@kazuminn)
- Cargo crateの更新。 (@YamatoSecurity)
バグ修正:
cargo updateがより安定するために、clapのバージョンを固定した。(@hitenkoku)- フィールドのタブや改行がある場合に、ルールが検知しなかったので、修正した。(@hitenkoku)
v1.0.0-Release 2 [2022/01/27]
- アンチウィルスに誤検知されたExcelの結果ファイルの削除。(@YamatoSecurity)
- Rustのevtxライブラリを0.7.2に更新。 (@YamatoSecurity)
v1.0.0 [2021/12/25]
- 最初のリリース